椅子の張り替え(前半)
6年前、今のわが家が出来たとき、購入したダイニングチェア。MOMO naturalのものなのですが、座面が布なので、シミやらスレやら汚れやらだいぶ酷い状態になっておりまして、なんとかしたいと思ってはいました。
数ヶ月前、夫が牛乳を派手にぶちまけてしまいまして、さすがにこれは限界だなと思い、椅子の張り替えを決意しました。
まず、MOMO naturalに行き、お店の方に張り替えの場合はどうしたらよいのか聞いたところ、工場に椅子を送り、張り替えてもらえるみたいだが、送料もお客様負担になる。みたいな話をされて、椅子四脚まるごと送るのか尋ねると、そうだと言うし、梱包もお客様でしていただきますとか言われ、何週間もダイニングチェアがなくなるのは不便だし、面倒くさそうだし、お金もかかりそうだなぁと、MOMO natural でお願いするのはとりあえず保留にして家に帰宅。
椅子を分解してみました。すると、5箇所ネジを外せば簡単に座面が外せました。多分私が尋ねたお店の方はよくわかってなかっただけで工場に送るのも座面だけでいいような気がしたけど、座面の構造をみると、ホッチキスで、布地を留めているだけなので自分でも出来る気が。
よし!自分で張り替えよう!
まずは、布探し。ネットで色々見てはいたけど、なかなかこれだ!ってものに出会えず、なんとなくミナペルホネンのページへ。
interior fabric - metsä | minä perhonen
以前から気にはなっていたけどお値段がいいので、なかなか手をつけられなかったミナペルホネン。やはり可愛い!たまらなく可愛い‼
見てしまうともう他には考えられなくなってしまうんだけど、この値段夫の許可はもらえないよなぁとあきらめる。いやいや、でもあきらめられないよなぁと、夫に生地の画像を見せてみたけど、「そんなにいい?無地でいいよ」とバッサリ切り捨てられ、私のミナペルホネン計画は終了…。😭
と思いきやあきらめの悪い私はもう一押ししてみました。
たまたま、翌日息子のランドセルを受け取りに家族で表参道へ出かけることになっていたので、その帰り「見るだけだからお願い!」と青山スパイラルビル5階にあるCall へ寄らせてもらいました。
初めて行ったのですが、壁画やらタイルやらミナペルホネンの世界観が至るところに散りばめられておりましてそれはそれは素敵な空間で私は1人で大興奮。
ファブリックの測り売りのスペースに進みネットでだいたいこれにしようと決めていたtambourineという生地を発見。夫に見せて意見を聞くと「すごくいいけど少し生地が薄くない?」と冷静な意見。確かに椅子の座面はすり減ってくるし薄い気もする。お店の方に「座面の張り替えをするのにこの生地は使えますか?」と尋ねると「それならdopがよろしいのでは?」と、生地見本を見せていただけました。
「dop」はインテリア専用に作られた生地のようで、他の生地より厚くまさしく私が求めていた質感!しかも、裏表違う色で作られており、長年使っていくと擦れた部分から裏の色が出てきてまた味が出るという経年変化を楽しめるように作られているそう。そんな説明されたらもうこれしかないでしょう!と私の心は決まり夫に「絶対これがいいよね?」と強引に同意を求めると、どういう訳かあっさり「うん!これしかないね!」と、夫も数分の間にすっかりミナペルホネンの虜になってくれたようですんなり購入の承諾を得られたのでした。しめしめ。
ネットでtambourineの生地を見ていた時はけっこう在庫なしが多く限られた色からしか選べないんだなーと思ってたのですが、dopはどれでも大丈夫だと言われこれまた大興奮。沢山ある色見本の中からブルーとグレーに決定。
dopの生地は私が選んだtambourineの他にchouchoと無地の3シリーズあり、それぞれカラー展開も豊富でした。私はお店に行くまでdop の生地の存在も知らなかったのですがカラー展開見れるページあるのかなぁと探してみたところ、ミナペルホネンさんではなくhaluta さんという素敵なお店のページで載っておりました。
http://www.haluta.jp/fabric/minadop/
Call で支払いを済ませば送料無料で自宅まで送って下さるようで、長くなりましたがそんなこんなで無事生地を購入致しました!
ちなみにお値段は生地幅130センチ(記憶があいまいですが確か130だったかと。)100センチで¥18000(税抜き)でした。
少々お値段ははりますが大満足の買い物ができました。
長くなったので椅子の張り替え作業の様子は次で書こうと思います。